弁護士(新司法試験)とは
弁護士とは、法のエキスパートを認定する法務省管轄の国家資格。
基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命として、法の枠組みの中でさまざまな問題の解決に取り組むのが仕事です。
弁護士は、刑事訴訟において被疑者や被告人の弁護人として依頼者のために活動するほか、民事訴訟においては当事者の代理人として法廷に出席し、弁論を行い、証人や鑑定人の証言を求めるなど重要な役割を担います。
このほか子供の扶養や相続、労働関係、渉外関係、会社法務など、弁護士の業務は時代の流れとともに多様化の一途をたどっています。
試験日
毎年1回・5月中旬ごろ
受験資格
新司法試験は、法科大学院課程の修了者及び司法試験予備試験の合格者を対象に行われることになりますが、その受験については、期間及び回数に関する制限があります。
法科大学院課程の修了者は、同課程修了の日後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において3回の範囲内で受験することができ、司法試験予備試験 の合格者については、同試験合格発表の日後の最初の4月1日から5年間の期間(受験期間)において3回の範囲内で受験することができます。
また、同一年に、旧司法試験と新司法試験の両方を受けることはできません。
試験内容
短答式(択一式を含む。)と論文式による筆記で行われます。
短答式試験と論文式試験は同時期に行われ、受験者全員が両方の試験を受けることになります。
旧司法試験とは異なり、口述試験は行われません。
受験手続
■法科大学院を通じて交付を受ける場合
通学する法科大学院又は法科大学院の課程を修了した当該大学院に交付を申し出てください。 司法試験委員会から各法科大学院に対し、必要部数をまとめて送付します。
■郵送による場合
郵送による交付を希望する場合は、表に赤字で「新司法試験出願用紙請求」と記載した適宜の封筒に、返信用封筒(角形2号【縦33.2cm, 横24.0cm程度】に200円分の郵便切手をはり付け、郵便番号、送付先住所及び氏名を明記したもの)を封入して、司法試験委員会あてに請求してくださ い。
返信用封筒がない場合は郵送しません。なお、1人1部ずつの請求に限ります。
受験料
第一次試験の受験手数料8600円。
第二次試験の受験手数料1万1500円。
合格基準
旧司法試験とは異なり、絶対的評価(各科目とも満点の40%以上が必要で、総合で満点の60%以上が必要)により短答式試験の合否が決せられる。
論文式試験においても最低必要点が設定されており、1科目でも満点の25%に満たない場合には不合格となる。
短答式試験の合格者の中から論文式試験のみで不合格となった者を除外した上で、短答式試験の成績と論文式試験の成績を総合評価して合格者を決定する。
短答式試験と論文式試験の比重は1:4とし、判定に当たっては論文式の素点に1.75倍したものに短答式の素点を加算して判定する。
試験免除について
特になし
メリット
社会の急激な国際化や社会事象の複雑多様化に伴い、社会問題やトラブルが急増しています。
そのため法に基づく問題解決の専門家として法曹三者へのニーズはますます高まってきており、社会の様々な場面での活躍が期待されています。
心構え
司法試験合格のためにはなにか特別な方法論があるわけではなく、基本書と過去問の繰り返しです。
なので、択一試験なら、基本書のどの部分がどのような形で聞かれているか、常にフィードバックを心掛けることが重要です。
論文試験も、詳しいものが要求されているわけではなく、一般的な教科書に載っているレベルのごくあっさりしたものでいいのです。